2014年1月29日水曜日

学研の雑誌「学習コンピューター」

 子供の頃から本を読むのが好きで、中学生になった時、親に当時流行っていた中学生向けの月刊誌(「中一コース」か「中一時代」のどちらかですがよく覚えていません)を定期購読してもらいました。
 1年くらい購読したと思いますが、いまいち面白くなく、購読を止めることにしました。その時に、購読していた本屋さんから「何か別の本を購読しませんか」という話になり、なぜか学研の「学習コンピューター」を購読することになりました。これが私とパソコン(当時はマイコンと呼んでいました)との初めての出会いとなりました。

 雑誌の中身については、今となっては、さっぱり覚えていません(笑)。ネットで検索しても、この雑誌については、なかなかヒットしませんが、画像検索でみた表紙の記事などをみると、COBOLとかRPG(言語の方で、ゲームではない)とか情報処理技術者試験とかの結構専門的な記事が多いようで(本のタイトルが「学習~」なので当然ですが)、中学生の私には、チンプンカンプンの記事が多かったと思います。

 その中でも強烈な記憶として残っているのは、広告ページに載っていた黎明期のパソコン達です。
 コモドール社のPET-2001、日立のベーシックマスター(たぶんレベル1)、タンディラジオジャックのTRS-80とかだったと思います。
 特にPET-2001は、その近未来的なデザインにすごく憧れたのを覚えています。コンピューターというだけで、何ができるのか、どういう仕組みでどう使うのかとかは、よくわからないまま、とにかく、なんかすごいものなんだろうなぁという感じだけで憧れていたような気がしますが(笑)。
 日立のベーシックマスターについては、たしかオセロゲームのプログラムを動かしているのが写真で出ていたような気がします。ボードゲーム好きだった私は、欲しいなぁと思っていましたが、とても手が出る値段ではなく、遠い憧れとして眺めていたのでした。

(画像は、コモドール社のPET-2001。Wikipediaより。)